2022年度より画像応用技術専門委員会 (IAIP)の委員長を仰せつかりました.どうぞよろしくお願い申し上げます.
世の中はまさにAI全盛です.
今回のAIブームは第3次と呼ばれています.
第1次ブームは1970年代に,第2次ブームは1980年代にやってきたが,扱える問題が非常に限定的であったためにすぐに終焉を迎えてしまいました.
そして10年以上続いている今回の第3次AIブームは,
ビッグデータと呼ばれる大量のデータを用いた機械学習により様々な問題を解決しています.
特にAIが自ら習得するディープラーニング(深層学習)が登場したことがブームを押し上げ,
それが長く続いている理由にもなっていると思います.
ただディープラーニングを使えば何でも解決できるわけではなく,
またうまく解決できる問題も,なぜうまく解決できるかわからない部分も多いように思います.
社会に実装させ,根付かせ,一過性のブームで終わらせないためには,社会的な理解が必要であると思います.
一方で精密工学会画像応用技術専門委員会(Technical Committee on Industrial Application of Image Processing,略称IAIP)は,
1986年9月の設立以来,2022年に36年を迎えます.
設立の年は,「蒸気」「電気」「コンピュータ」に続く「人工知能」を核にした産業構造変化に対し「第4次産業革命」という言葉が使われ始めた
年でもあったそうです.それ以来,画像技術がひとつの産業領域に成長するのと呼応して,
IAIPも産官学連携による画像技術の実利用を意識し,定例研究会,ViEW,DIA,サマーセミナー,外観検査アルゴリズムコンテスト,
国際会議等を開催しながら発展してきました.
そして画像技術が広く社会一般に浸透していく中,IAIPも社会に対象を広げていき,
主催行事へ参加する企業の方の比率が高くなりました.
そのため多様な切り口・分野でそれぞれ活躍されている多くの人や組織とも有機的に連携できている.
画像技術でもAIは全盛を迎えており,画像応用の様々な分野において,AIによる問題解決が試みられています.
しかし完全に社会に浸透とは言い難く,とりあえずやってみた感がある研究もの少なくありません.
すなわち,IAIPの使命は, AIを中心とした画像技術をますます発展させ,画像技術の実利用,
そして社会への浸透化を促進していくために,主催する様々な活動を通して,
産官学一体となって,AIによる問題解決の理論的な裏付けやデータに基づく検証,
コスト面での価値の獲得等を議論していく場を提供したり, AI人材を育成することにあります.
IAIPは,年5回の定例研究会,ViEW,DIA,サマーセミナーなど,多くの行事を実施しています.
IAIPの力は人です.是非そのお一人になって頂きたいと願っております.皆様方のご支援・ご参画をお願いいたします.
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公益社団法人 精密工学会画像応用技術専門委員会(IAIP/JSPE)
第10代(19期) 委員長 寺田 賢治(徳島大学)
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