特別企画「AR/MR(拡張現実感・複合現実感)の実利用のための動的画像処理」


コーディネーター:斉藤英雄氏(慶應義塾大学)website

 
iPhoneアプリであるセカイカメラをはじめ,AR/MR技術が色々なところで 利用されようとしています.また,この技術を利用した新しい情報提示を目指 し,色々な業種で実利用が検討されはじめています.この技術を実利用するた めの重要な要素技術としては,カメラや物体のトラッキング・位置姿勢推定技 術や,カメラで撮影された物体などの認識技術や,それらをクエリ−にした画 像検索技術などがあり,動的画像処理がAR/MRの実用化に大きく貢献する ことが期待されています.
この特別企画では,AR/MRの研究分野において近年精力的に研究開発を展開さ れている下記の気鋭の研究者の方々にお集まり頂き,,それぞれの立場から AR/MRの実利用のための研究事例や将来展望などについて紹介して頂きます.

● AR/MRの現状と今後の展望
加藤 博一氏(奈良先端科学技術大学院大)
● 展示施設におけるAR/MRの実利用
原 豪紀氏(大日本印刷)
● 映画制作における複合現実感技術の利用とその効果
柴田 史久氏,田村秀行氏(立命館大)
● 複合現実情報循環技術のサービス現場への適用に向けて
蔵田 武志氏(産業技術総合研究所)
● 人物ビルボード法を用いた屋外環境におけるAR/MRの実現
北原 格氏,亀田能成氏,大田友一氏(筑波大)
● プラント保守・解体作業へのAR/MRの応用
石井 裕剛氏(京大)