ViEW2006(Vision Engineering Workshop)は、横浜ベイエリアで開催される恒例行事として春のSSII、秋のViEW(ビュー)として親しまれております。
本ワークショップは、これまで17年間に亘り日本における「ものづくり」を支える基盤技術として外観検査など生産技術に関わる画像処理応用技術の発信源として貢献してまいりました。最近は画像処理、マシンビジョンの応用分野が着実に拡がっております。これに呼応し、人や車の認識理解など交通からセキュリティーなど社会システムまで視野を広げたビジョン技術の実利用を追及し、実用化をめざす多くの企業や大学のみなさまの発表と意見交換、情報収集の場として評価いただいております。毎回特別講演、パネル討論などで最新の話題が提供されまいりました。おかげさまで昨年は、400人を超える方々にご参加頂き活発な議論で盛り上がりました。
昨年から特色ある成果を口頭発表とインタラクティブで発表するハイブリッドオーラルの採用と、これらの成果と基調講演をテーマ別に組み合わせたセッション構成により参加者全員が最新の情報を共有できるシングルトラック方式を実現しました。今年のViEW2006ではこの新しい枠組みを充実し、さらに多くの方々に満足いただける場を提供したいと思っています。
企業の参加者が過半数を超える真に実用化を志向した本ワークショップに企業、官庁の研究所および大学の研究者、開発技術者から魅力ある投稿を期待しております。