12月8日: 17:00 ~ 18:00
「超高感度HARP撮像管の発明とその応用」
講演者: 谷岡 健吉 氏 (前NHK放送技術研究所所長、高知工科大学客員教授、東京電機大学客員教授)
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概要:1985年、撮像管用のアモルファスセレンのターゲット(光電変換膜)を約108V/mの強電界で動作させた場合、アバランシェ増倍現象が安定に連続して生じ、画質が良好な状態で極めて高い感度が得られることを見出した。
これを基にHARPとよばれる超高感度・高画質撮像管を発明、実用化した。
本講演ではこのHARP撮像管の発明秘話、応用のほか、発見・発明のために重要なセレンディピティ(Serendipity)について自らの研究経験をもとに述べる。
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